現地時間7日、UAEのメイダン競馬場で
ドバイターフ前哨戦・ジェベルハッタ(G1・芝1800m・13頭立て)が行われた。
道中は後方からレースを進めた1番人気
バーニーロイ(セ6、W.ビュイック騎手)が直線に向いて末脚を伸ばし、連れて末脚を伸ばした2番人気マジックリリー(牝5、M.バルザローナ騎手)との追い比べも制し、1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分46秒09(良)。
マジックリリーから1.1/2馬身差の3着に4番人気スポティファイ(セ6、J.ドイル騎手)、さらに2.1/2馬身差の4着に3番人気
ドリームキャッスル(セ6、C.スミヨン騎手)が入り、ゴドルフィンの所有馬が4頭出走で、上位4着までを独占した。
バーニーロイは
父Excelebration、
母Alina、
その父Galileoという血統。イギリスのC.アップルビー厩舎の管理馬。
2017年のセントジェームズパレスS(英G1)覇者で、一度現役を引退し種牡馬入りしていたが、生殖能力に問題があり現役に復帰。前走のアルラシディヤ(UAEG2)が復帰後重賞初勝利、今回のジェベルハッタが2年9ヶ月ぶりのG1勝利となった。通算成績は12戦6勝。
なお同日のメイダン競馬場は、新型コ
ロナウイルス感染拡大防止のため、無観客競馬として開催された。