14日、
オーストラリアのコーフィールド競馬場で、マイルでは総賞金世界最高(500万豪ドル=約3億3357万円)の高額賞金レース、オールスターマイル(芝1600m・15頭立て)が行われた。
道中は4番手から進んだ3番人気タイのリーガル
パワー(セ4、W.
パイク騎手)が直線半ばで先頭に立ち、大外から追い込んだ6番人気
スーパーストーム(セ3、M.ザーラ騎手)の追撃を退け、0.75馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒57(稍重)。
スーパーストームから0.5馬身差の3着は、中団から末脚を伸ばした2番人気
メロディーベル(牝5、O.ボッソン騎手)。さらに0.2馬身差の4着に、
ケイアイノーテックの全兄で5番人気の
フィアースインパクト(牡6、C.ウィ
リアムズ騎手)が入った。
5連勝中で1番人気に支持された
アリゲーターブラッド(セ3、R.マロニー騎手)は好位でレースを進めたが、直線で後続に飲み込まれ10着に敗れた。
リーガル
パワーは父
Pierro、
母Broadway Belle、
その父Redoute's Choiceという血統。
オーストラリアのG&A.ウィ
リアムズ厩舎の管理馬。昨年のレイルウェイS(豪G1)の勝ち馬で、通算成績は20戦7勝。
なお同日のコーフィールド競馬場は、新型コ
ロナウイルス感染拡大防止のため、無観客競馬として開催された。
※馬齢表記は南半球の表記に準ずる。