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大ケガを乗り越え…つないだミライヘノノゾミ

デイリースポーツ
  • 2020年03月19日(木) 07時00分
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 “ミライヘノノゾミ”。この馬名に関係者の思いが詰まっている。半兄は2月のダイヤモンドSを勝ったミライヘノツバサ。その兄とそっくりな芦毛馬が、21日中山5R(未勝利、芝1800メートル)で初陣を迎える。管理する伊藤大師は「正直なところ、デビューは難しいのかなという思いもありました。よくここまで来てくれました」と感慨深げに語る。師がそう語る理由はデビュー前にある。

 生まれは青森の諏訪牧場。1歳時に青森から浦河へ移動中の馬運車で事件は起こった。車中で転倒してしまい、大ケガを負ったのだ。「かなりひどいケガだったようです」と同師は説明する。競走馬としてのデビューを諦めてもおかしくはない重傷だったが、関係者の努力でここまでたどり着いた。そうして名付けられたのが、この馬名だった。

 「ここまでのケイコの感触は悪くないですよ。何とか頑張ってほしいですね」と指揮官は期待を寄せる。まずは無事に競馬を終えて、その上でいい走りをしてくれることがみんなのノゾミだ。(デイリースポーツ・小林正明)

提供:デイリースポーツ

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