29日に中山競馬場で行われる
マーチS(4歳上・GIII・ダート1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番と15番。3回で3番、11番、16番が続き、2回が1番、5番、8番、12番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-3-17 複勝率15.0% 複勝回収率36%
2枠 2-3-2-13 複勝率35.0% 複勝回収率145%
3枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率52%
4枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率174%
5枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率28%
6枠 3-1-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率156%
7枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率23%
8枠 3-3-1-13 複勝率35.0% 複勝回収率154%
【奇数枠番】
前走3着以内 1-2-5-20 複勝率28.6% 複勝回収率98%
前走4着以下 0-0-0-51 複勝率0.0% 複勝回収率0%
【偶数枠番】
前走3着以内 4-4-4-27 複勝率30.8% 複勝回収率160%
前走4着以下 5-4-1-31 複勝率24.4% 複勝回収率154%
まず、全体的に枠順別成績を眺めた際に、2・4・6・8枠が複勝回収率でプラス収支を記録していることに着目できるだろう。そして、前走着順別成績を加えてみると奇数枠番からの巻き返しが難しいことも窺い知れる。
また、昨年は
ロンドンタウン(6枠12番・11人気2着)、
リーゼントロック(6枠11番・12人気3着)が二桁人気で激走していたが、2014年を除けば偶数枠番の馬が2頭以上3着以内に好走していることも併せて覚えておきたい。