netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
毎日杯の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
鈴木孝志厩舎×
和田竜二騎手(
テイエムフローラ)】
上位人気が予想される馬たちは、過去にコンビ経験の無いタッグであったり、回収率的に物足りなかったりと強調材料に欠ける印象。そこで思い切って「
鈴木孝志厩舎×
和田竜二騎手」の
テイエムフローラを抜擢したい。
「
鈴木孝志厩舎×
和田竜二騎手」の「直近1年」11-12-10-32で複勝率50.8%、複勝回収率147.4%。半数で馬券に絡み、回収率は100%を大きく上回るという、文句無しの好成績だ。
11勝のうち1番人気でのものは僅かに4つ。5番人気以下で実に13回も馬券に絡んでいる。
鈴木孝志厩舎は、大手牧場生産の良血馬が集まるわけではないので地味な印象を持たれがちだが、上記の数字が示す通り、その手腕は確か。結果として人気薄での好走が増えているのだろう。腕っ節が強く追える和田騎手というのが、厩舎の管理馬の特性ともマッチしているのかもしれない。
テイエムフローラは和田騎手騎乗で新馬勝ちを収めている。不良馬場をグイグイと伸びてくる力強い内容だった。週末の天気次第では、一発があっても不思議ではない。