大阪杯から一夜明けた6日朝、
ラッキーライラックは栗東トレセンの自厩舎の馬房で元気な姿を見せた。
「昨晩は7時ごろトレセンに戻ったのですが、ごはんを食べたいというかんじで。歩様は今のところ大丈夫。疲れた感じはないですね」と担当の丸内助手。
ゲートへ付き添ったため、レースは移動の車の中で見たそうだ。
「(直線では)出れるか?と思いながら見ていましたが、こじ開けたというか、弾き飛ばしたというか。そこで馬が躊躇するところがなかったですね」
古馬の牡馬相手のGI制覇ということで、喜びもひとしおだ。
「これまで牡馬相手で2着はあったけど勝ったことはなかった。香港
ヴァースで2着になり香港の英雄(
エグザルタント、3着)に先着したのは“やれるんだ”と大きな手ごたえにつながりました。2、3歳の時の危うさが抜けたな、と思いました。(馬が)“完成したな”と実感しています」
今後は今週中に放牧に出る予定。次走は未定だ。
(取材・文:花岡貴子)