「
皐月賞・G1」(19日、中山)
19年の最優秀2歳牡馬
コントレイルが8日、栗東CWで3頭併せ。先行する
ホウオウライジン(4歳2勝クラス)、
ジンゴイスト(5歳1勝クラス)を追走する形から、直線では一杯に追われる2頭とは対照的に、馬なりで悠々とかわして、最先着を決めた。6F80秒7-37秒5-12秒2。感触を確かめた福永は「時計もしっかり出ているし、負荷もかけられている。順調に調整できている」と納得の様子だった。
無傷の3連勝で制した前走の
ホープフルSからぶっつけで挑むが、「筋肉の質も弾力に富んできているし、直線も後ろで我慢できていた。競馬に行っても大丈夫かな」と鞍上は休養の効果をアピールした。金羅助手も「非力なところが解消されてきたし、右にモタれる面もなくなっていた。スイッチの入りやすさはあるけど、その分、休み明けは苦にしないですよ」と久々も気にしない様子。クラシック1冠目へ、視界は良好だ。
提供:デイリースポーツ