12日に阪神競馬場で行われる
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる10回の馬券絡みが
ディープインパクト。4回で
キングカメハメハが続き、3回が
ダイワメジャーとなっている。
ディープインパクト産駒は「5-4-1-23」。昨年は
グランアレグリアが同産駒として5年ぶりの勝利を飾っており、通算5勝は
日本ダービーと並んで最も勝ち星を挙げているGIでもある。今年は
インターミッション、
サンクテュエール、
スマイルカナ、
マジックキャッスル、
ミヤマザクラ、
リアアメリアの6頭が出走予定。
なお、今年は
ディープインパクトの孫世代となる
キズナ産駒にも注目が集まる。初年度産駒ながら、すでに
JRA重賞4勝の活躍をみせており、
阪神ジュベナイルフィリーズ・2着、
チューリップ賞・1着、と第一線で好走が続く
マルターズディオサのほか、
アネモネSで優先出走権を得た
フィオリキアリが出走予定。
同じく新種牡馬として期待されている
エピファネイア産駒からは、
デアリングタクトが出走。11年
マルセリーナ以来となる
エルフィンS勝ち馬の
桜花賞制覇が掛かる。
ダイワメジャー産駒は「1-1-1-11」。19年
シゲルピンクダイヤ(7人気2着)、17年
レーヌミノル(8人気1着)、13年
プリンセスジャック(14人気3着)、と人気薄でこその意外性がある種牡馬と言っても過言ではないだろう。今年は
ケープコッド、
レシステンシアの2頭が出走予定。