まず最初に。実は明日4月11日以降、当面のあいだ、トレセンや競馬場の施設内へ入場が規制されることになりました。新聞関係の方は入れるようなので競馬の情報は途切れることはないはずですし、私は今後も電話等でできる限り、トレセンでの情報をみなさんにお伝えしていきたいと思っています。
急に決まったことなので今日はそのお願いに行ったりとてんやわんやでした。でも、こうやって競馬の開催が続くだけでもありがたいことですし、どこかで線引きをしていかないといけないのは理解しているのでやむを得ません。
また、いつの日か競走馬の日常を皆さんのお伝えできるようになる日が戻ってくることを願ってやみません。
今週は待ちに待ったクラシック第一弾、
桜花賞。
リアアメリア、今回はかなり面白いですよ。これまでは成長過程に合わせていきながら、その中でできることをやってきた印象でした。でも、今回はこの
桜花賞を獲りにいこう、という姿勢がすごく感じられるのです。
「いろいろなことに対応できるような調整をしてきましたからね。我慢することも覚えてきましたし、精神面での成長もみられます。
トライアルを使わずに
桜花賞に直行しましたが、それもあって精神的に
リラックスしています。カイバの食いもいいですよ」と担当の片山助手。
木曜には枠順も発表され4枠8番、真ん中の偶数枠をひき当てました。
「いい枠をひきましたね」と、片山助手はかなり嬉しそうでした。
「まずは、ゲートを五分に出ることですね。先週しっかりした調教ができたことで、今週はさらに良くなっています。やりたいことはやれたと思います」
精一杯、力を出し切るレースを楽しみにしています。
(取材・文:花岡貴子)