12日、阪神競馬場で行われた第80回
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m・1着賞金1億500万円)は、後方でレースを進めた
松山弘平騎手騎乗の2番人気
デアリングタクト(牝3、栗東・
杉山晴紀厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、早め先頭で粘っていた1番人気
レシステンシア(牝3、栗東・
松下武士厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒1(重)。
さらに1.3/4馬身差の3着に9番人気
スマイルカナ(牝3、美浦・
高橋祥泰厩舎)が入った。なお、3番人気
サンクテュエール(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は6着に終わった。
勝った
デアリングタクトは、父
エピファネイア、
母デアリングバード、
その父キングカメハメハという血統。新馬戦、
エルフィンSに続くデビュー3連勝で、見事桜の女王に輝いた。
エピファネイア産駒はこれが
JRA重賞初勝利。また、鞍上の
松山弘平騎手と本馬を管理する
杉山晴紀調教師は
桜花賞初制覇で、馬主のノルマンディーサラブレッドレーシングはこれが
JRA・GI初勝利となった。
【
松山弘平騎手のコメント】
強い競馬をしてくれた
デアリングタクトにとても感謝していますし、乗せて頂いた関係者の皆様と、応援して頂いた皆様に感謝の気持ちで一杯です。
ポジションはあまり意識しておらず、馬のリズムを大事に乗れば最後は良い脚を使ってくれると信じていました。(直線を向いて)前とは離れていましたが、この馬なら届くと信じて、外に出して無我夢中で追いました。馬がそれに応えて強い競馬をしてくれたと思います。
1日でも早く皆様の前でレースができるようになることを心より願っています。今日は本当にありがとうございました。
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桜花賞ダイジェスト>
※
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