4月19日(日)に阪神競馬場で行われる
アンタレスS(GIII)に出走予定の
クリンチャー(牡6、栗東・
宮本博厩舎)について、追い切り後の
宮本博調教師のコメントは以下の通り。
「(前走は)
石橋脩騎手が『芝を使ってきた馬で、初めてのオールダートなので、スタートの1歩目に気を付けますね』と言ってもらってたんですね。その通りに躓きましたが、あそこからレースを組み立てて、いいレースをしてくれたなと思いますね。
(ダートで)これだけ走るとは思っていなかったので、本当に良かったですよね。芝だと切れる馬ではないのですが、ダートだと勝負どころで持ったままスッと上がっていけるので、
パワーの要る馬場も向いているんだと思います。
このレースを考えたので、中間は疲れを残さないように考えてきました。(最終追い切りは)動きはなめらかで良かったです。
(阪神コースでも)頑張ってくれると思います。後はもう、ジョッキーに任せるだけですよね。
凱旋門賞まで連れてってもらった馬で、ダートで復活、ということになるんですが、走ってホッとしている気持ちもあります。
クリンチャーの応援、よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI