「魁!海外馬券塾」(22日)
今シーズンの香港競馬は、地元出身騎手のC・ホーとのコンビで、史上2頭目の三冠馬に輝いた
ゴールデンシックスティーの活躍に沸いている。26日のクイーンエリザベス2世C(シャティン、芝2000メートル)に出走するプランもあったが、回避して休養に入ると発表され、上の世代との対戦は秋以降の楽しみとなった。
ラスト1冠の香港ダービーで、向正面から一気にまくって先頭に立ち、三冠阻止へあと一歩に迫ったプラヤデルプエンテが、4歳世代を代表してクイーンエリザベス2世Cに挑む。相手は長く香港のトップに君臨する
エグザルタントや、前走の
香港ゴールドCで久々の勝利を挙げた
タイムワープら、おなじみの顔触れだ。
三冠レースで2・3・3着と善戦を続けた
モアザンディスは
チャンピオンズマイル(26日・シャティン、芝1600メートル)に出走。近2走を連勝し、一時の不振から立ち直った王者
ビューティージェネレーション、そのラ
イバルである
ワイククと
カーインスターら強豪を相手に、どこまで戦えるのかに注目している。
今年の12月には、これらの馬や
ゴールデンシックスティーと日本馬の対決が見たい。香港のG1に日本馬が大挙して参戦する日常が、戻ってくることを強く願っている。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)
提供:デイリースポーツ