フィエールマンに注目したい。史上5頭目の
天皇賞・春連覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/3(日)
天皇賞・春(4歳上・GI・京都芝3200m)
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)は本レースのディフェンディングチャンピオン。今回は
有馬記念(4着)以来4か月半ぶりとなるが、休み明けは苦にしないタイプであり、中間の調整も順調。連覇へ向け視界は良好だ。鞍上は
C.ルメール騎手。
ユーキャンスマイル(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)は前哨戦の
阪神大賞典を快勝。右回りへの不安を払拭する好内容で重賞3勝目を飾った。主戦である
岩田康誠騎手の離脱は痛いが、昨年5着に敗れた雪辱を果たしGI初制覇なるか。
キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)は2017年の
菊花賞馬で、他にもGIで2着3回の実績がある。前走の
阪神大賞典は人気を裏切る結果となったが、能力全開なら巻き返せるはず。本レース8勝を誇る
武豊騎手との初コンビで改めて注目したい。
その他、
日経賞を制した
ミッキースワロー(牡6、美浦・
菊沢隆徳厩舎)、
阪神大賞典で2着の
トーセンカンビーナ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、同3着の
メイショウテンゲン(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)、
日経新春杯の覇者
モズベッロ(牡4、栗東・
森田直行厩舎)、重賞2着4回の
エタリオウ(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。