「
青葉賞・G2」(2日、東京)
元
メジャーリーガーの佐々木主浩氏が所有する4番人気
ヴァルコス(牡3歳、栗東・友道)が、2着に入り
日本ダービー(5月31日・東京)の優先出走権を獲得した。佐々木オーナーはこれまでに
シュヴァルグランや
ヴィルシーナ、
ヴィブロスなど数々のG1ホースを所有していたが、
ヴァルコスがダービーに出走すれば、牡馬クラシックには初めての参戦となる。
レースは中団のやや後方でじっくりと折り合い、直線に入ると3番人気の
オーソリティと馬体を並べてグイグイと伸びた。惜しくも勝った
オーソリティには首差及ばなかったものの、1番人気の
フィリオアレグロをかわして2着を確保した。手綱を取った三浦は「あそこまで行ったら勝ちたかった」と残念そう。友道師は「権利が取れたし、賞金も加算できたので良かった。佐々木オーナーが牡馬クラシックは初めてなので、
日本ダービーに行きたいですね」と競馬の祭典へ向けて意欲を示した。
提供:デイリースポーツ