「NHKマイルC・G1」(10日、東京)
9番人気の伏兵
ラウダシオンが、2番手から最後の直線で抜け出しG1初制覇を決めた。M・デムーロは昨年の
アドマイヤマーズに続いて、このレースを連覇。2着に1番人気
レシステンシアが粘り、3着には6番人気
ギルデッドミラーが入った。ともに3連勝中だった4番人気
ルフトシュトロームは5着、3番人気
サトノインプレッサは13着に敗れた。
レースは好ダッシュで飛び出した
レシステンシアが、予想通りハナに立ち主導権を握る。
ラウダシオンが2番手で続き、2番人気
タイセイビジョンが内々の4番手。
ルフトシュトロームと
サトノインプレッサは後方のポジションからの追走となった。直線に入っても
レシステンシアが踏ん張り、満を持してスパートした
ラウダシオンが残り150メートルでかわしてそのまま先頭でゴール。
レシステンシアは1馬身半差の2着に残った。
大阪杯に続いて今年のG1・2勝目を挙げたM・デムーロは、「きょうの馬場は後ろからあまり伸びないので、一番いいところにつけたかった。直線の手応えは抜群でした。これは差し切れるという気持ちがありました。無観客で寂しいけど、とてもうれしいです」と笑顔で話した。
提供:デイリースポーツ