現地時間11日、フランスのパリロンシャン競馬場でG3・グロット賞(3歳牝・芝1600m・9頭立て)が行われた。
好位でレースを進めた馬が上位を独占し、直線は1番人気トロップボー(牝3、M.バルザローナ騎手)、4番人気
ドリームアンドドゥー(牝3、M.ギュイヨン騎手)、3番人気ティッ
クルミーグリーン(牝3、P.ブドー騎手)の激しい追い比べに。これをトロップボーが制し、2着
ドリームアンドドゥーに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒78(重)。
アタマ差の3着がティッ
クルミーグリーン。ここ2走が続けて圧勝で、トロップボーと僅差の2番人気に支持されたカ
イザラーン(牝3、A.ルメートル騎手)は直線で失速し、8着馬から15馬身差の最下位9着に敗れた。
トロップボーは、父は
Danzig系の
Showcasing、母Frangipanni、
その父Dansiliという血統。フランスのA.
ファーブル厩舎の管理馬。昨年の
シックスパーフェクションズ賞(仏G3)、
カルヴァドス賞(仏G2)に続く重賞3勝目で、通算成績は6戦4勝。
フランス競馬は新型コ
ロナウイルス感染拡大防止のため、3月17日から開催が中止されていたが、この日11日から無観客でレースが再開された。