「
日本ダービー・G1」(31日、東京)
文句のつけようがなかった。無傷4連勝で
皐月賞を制した
コントレイルは13日、栗東坂路で
シェノン(3歳未勝利)と併せ馬。序盤は僚馬の後ろで折り合いに専念。残り2Fで鞍上が手綱を緩めると、一杯に追われる僚馬を馬なりのまま突き放していく。最後まで手綱は持ったまま。4F52秒1-38秒4-12秒9で3馬身半先着した。
矢作師は「この馬は、仕上げ過ぎないようにすることが大事だから。52秒台ぐらいで予定通り。順調であることが何よりだね」と表情は明るい。「きょうも馬の後ろで辛抱していた。モタれなくなった。今のところ注文をつけるところはない」。貫禄すら感じる走りに自然と声も弾んだ。
「体重は少し減ると思う。求めるのは、体が大きくなってほしいところだね。それはダービー後かな。他には何も求めるところはない」ときっぱり。来週は、栗東CWで主戦の福永を背に併せ馬を予定。2冠獲りへ、着々と準備は整っている。
提供:デイリースポーツ