非常に豪華なメンバーが揃ったが、中心は
アーモンドアイだろう。GI・8勝の金字塔を打ちたてることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/7(日)
安田記念(3歳上・GI・東京芝1600m)
アーモンドアイ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)は今年初戦となった前走の
ヴィクトリアマイルを持ったままで4馬身差圧勝。改めて現役最強の力を見せ付け、史上最多タイの芝GI・7勝目を飾った。昨年はスタート後の不利もあって3着に敗れたが、今年はその雪辱といきたいところだ。
インディチャンプ(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)は昨年の春秋マイル王。今年は、初戦の
中山記念こそ4着に敗れたが、続く
マイラーズCできっちり良化を示して勝利を飾り、順調にここまで駒を進めてきた。昨年同様に強敵を破って、
グレード制導入以降では3頭目の連覇達成なるか。
ダノンキングリー(牡4、美浦・
萩原清厩舎)はこれまで重賞3勝。GIでも昨年の
日本ダービーで2着、前走の
大阪杯で3着など惜しい競馬を続けている。今回は[3-1-0-0]と好相性を誇る東京コース。怪我から復帰した
戸崎圭太騎手とのコンビで、悲願のGI初制覇なるか注目したい。
その他、昨年の
桜花賞馬で前走の
高松宮記念では2着の
グランアレグリア(牝4、美浦・
藤沢和雄厩舎)、これまで重賞5勝の
ダノンプレミアム(牡5、栗東・
中内田充正厩舎)、昨年の
香港マイルなどマイルGI・3勝の
アドマイヤマーズ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)、昨年の
ヴィクトリアマイル覇者
ノームコア(牝5、美浦・
萩原清厩舎)、前哨戦の京王杯ス
プリングCを快勝した
ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。