「新馬戦」(7日、阪神)
牝馬、牡馬ともに無敗のクラシック2冠馬が誕生したが、今週からは来年の3歳馬の頂点を目指す若駒がデビューする。
弥生賞ディープ記念馬
サトノフラッグの全妹
サトノレイナス、新種牡馬
ドゥラメンテ産駒の
アスコルターレらが初陣Vを狙う。
7日阪神5R(芝1400メートル)の
アスコルターレ(牡、父
ドゥラメンテ、栗東・西村)が4日、栗東坂路で軽快な動きを連発している。先週は馬なりで4F52秒3-38秒3-13秒2、今週は強めに追われ、4F55秒2-39秒3-12秒4をマーク。気配は良好だ。
15年
皐月賞、ダービーと2冠に輝いた父の初年度産駒。1週前追い切りで手綱を取った松山は「素直でいいスピードがある。気持ちも前向き」と手応えは十分だ。西村師も「鞍上もいい感触をつかんでくれたようです。小柄ですが、力強さがある。仕上がりもいいし、初戦から動けそう」とデビューVを強く意識した。
陣営では昨年、2歳戦開幕週の阪神に送り込んだ
タイセイビジョンが初戦を快勝。好スタートを切ると、その後も京王杯2歳S、
アーリントンCと重賞2勝を挙げている。今年も期待馬が大舞台を目指して、大きな一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ