14日、東京競馬場で行われた第37回
エプソムC(3歳上・GIII・芝1800m)は、2番手でレースを進めた
内田博幸騎手騎乗の9番人気
ダイワキャグニー(牡6、美浦・
菊沢隆徳厩舎)が、残り200mあたりで先頭に立ち、好位後ろから伸びた5番人気
ソーグリッタリング(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒7(不良)。
【豆知識】
※データは注記のあるものを除き1986年以降。
◆
ダイワキャグニーは東京コース8勝目で
ダイナレターと並び最多タイ。芝では単独最多。東京のオープン6勝(重賞、リステッド含む)も
ウオッカと並び最多タイ。
◆“
ダイワ”の大城敬三オーナーは2015年
阪急杯の
ダイワマッジョーレ以来、5年ぶりの重賞勝利。
◆社台
ファーム生産馬は関東圏で今年
JRA重賞初勝利。東京での重賞勝ちは
2018年
アルテミスSの
シェーングランツ以来。
◆3連単421万9320円は
JRA史上9位の高配当。
内田博幸騎手は2007年
NHKマイルC(3連単973万9870円)も
ピンクカメオで勝利しており、上位9レースの中で唯一2勝をあげている。また、ハナ差の2-3着が入れ替わっていた場合の配当は644万4890円だった。
◆
JRA重賞で18番人気以下の馬が3着以内に入ったのは、2015年
ヴィクトリアマイルの
ミナレット以来、5年ぶり10例目。
◆レースの上がり3Fは36秒5。
エプソムCで上がり36秒以上を要したのは2006年(37秒1)以来。昨年は稍重ながら上がり32秒9だった。