現地時間14日、フランスの
シャンティイ競馬場でG1・サンタラリ賞(3歳牝・芝2000m・7頭立て)が行われた。
道中3番手から進んだ2番人気タキール(牝3、C.デムーロ騎手)が、直線で先に抜け出しを図った3番人気マジック
アティチュード(牝3、T.ピッコーネ騎手)をとらえて突き放し、5馬身差をつけての圧勝を収めた。勝ちタイムは2分1秒62(稍重)。
マジック
アティチュードからアタマ差の3着には、中団から末脚を伸ばした1番人気ソルスティシア(牝3、M.ギュイヨン騎手)が入った。
タキールは
父Teofilo、
母Rafaadah、
その父Oasis Dreamという血統。重賞初出走、無傷4連勝でのG1戴冠となった。C.デムーロ騎手、JC.ルジェ厩舎は、同日行われたガネー賞を
ソットサスで制したのに続き、G1連勝。
2着マジック
アティチュードは英国産で、(欧州では繁殖牝馬の所有者を指す)生産者は吉田勝己氏。日本の社台
ファーム生産馬で、
ディープインパクト産駒の
サヴァラン(牝3、P.ブドー騎手)は、5番人気5着だった。