函館に滞在する騎手30人が22日、函館競馬場近くにある湯の川エリアの海岸でボランティアの清掃作業を行った。新型コ
ロナウイルスの感染拡大防止のため、一時は危ぶまれた函館競馬の開催を理解してくれた地元住民に感謝の意を伝えるため、日本騎手クラブが発案したボランティア企画。騎手たちは和気あいあいとしたムードで、約1時間かけて40リットルのごみ袋で約60枚分を拾い集めた。
この日のために滞在を1日延ばして参加した
武豊騎手は、「函館で競馬を開催できたことに、我々ホースマン全員が大変感謝しています。競馬開催は地域の方の理解がなければできない。何かを返せないか、ということでこういう形になりました。馬産地である北海道は、競馬にとってはなくてはならないもの。もっともっと盛り上げていきたい」と全騎手の思いを代弁した。
提供:デイリースポーツ