3歳ダート王決定戦。今年は
ユニコーンSを圧勝した
カフェファラオに人気が集中しそうだ。条件が変わるここでも力の違いを見せ付けることができるか。主な出走馬は以下の通り。
■7/8(水)
ジャパンダートダービー(3歳上・JpnI・大井ダ2000m)
カフェファラオ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)は前走の
ユニコーンSをレースレコードで5馬身差圧勝。力が違うと言わんばかりの内容で、デビュー無敗の3勝目をあげた。距離延長、初の地方と未知数な面はあれど、3歳ダート王の座は譲れないだろう。無傷での戴冠を期待したい。
バーナードループ(牡3、美浦・
高木登厩舎)は未勝利と1勝クラスに続く3連勝で、兵庫CSをV。
ロードカナロア産駒初のダート
グレード競走ウィナーになった。今回は新馬戦で10馬身差付けられた
カフェファラオとの再戦となるが、どこまで食い下がれるか。
エメリミット(牡3、船橋・
林正人厩舎)は前走の
東京ダービーで、今回もコンビを組む
山口達弥騎手と人馬共に重賞初制覇を飾った。今回は相手が強化されるが、大井2000mを経験済みであることはアドバンテージとなるはず。あっと言わせるシーンがあってもおかしくないだろう。
ミヤジコクオウ(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)は
エスポワールシチーの半弟にあたる
ヴィクトワールピサ産駒で、前走のリステッド競走・鳳雛Sを3馬身差快勝。追われてからしぶとく伸び続けるレースぶりを見ると、距離延長は問題なくこなせそう。初の重賞でどのような走りを見せるか。
他にも、
東京ダービー除外からの仕切り直しとなる
ブラヴール(牡3、船橋・
佐藤裕太厩舎)、
ユニコーンSで5着の
キタノオクトパス(牡3、美浦・
高木登厩舎)、同6着の
フルフラット(牡3、栗東・
森秀行厩舎)、鳳雛Sで2着の
ダイメイコリーダ(牡3、栗東・
森田直行厩舎)らも戴冠を狙う。
発走は20時05分。