現地時間12日、イ
タリアのカパンネッレ競馬場でG2・伊ダービー(
デルビーイ
タリアーノ、3歳・芝2200m・13頭立て)が行われた。
中団からレースを進めた1番人気
トスカンゲイズ(牡3、C.フィオッキ騎手)が直線で外から末脚を伸ばし、先に抜け出した2番人気タイの英国馬キングスケイパー(牡3、L.デットーリ騎手)をゴール前でとらえ、ハナ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分18秒64(良)。
キングスケイパーから1.1/4馬身差の3着には、最後方の大外から追い込んだ7番人気マスターウィン(牡3、C.
コロンビ騎手)が入った。
昨年まで伊ダービー3連覇のC.デムーロ騎手騎乗、6番人気のクラレンツィオファン(牡3)は8着、2番人気タイの
パパパワー(牡3、F.
ブランカ騎手)は9着だった。
トスカンゲイズは
父Galileo、
母Crystal Gaze、
その父Rainbow Questという血統。
前走までイギリスのJ.ゴスデン厩舎に所属し、同地で2戦2勝の成績を収め、イ
タリアのL.ビエトリーニ厩舎に移籍。今回が移籍初戦だった。