26日に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)について枠順・馬番別に検証していく。

　過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが12番と13番。3回で3番と4番が続き、2回が9番、10番、11番、14番、15番、16番となっている。

　参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠　0-0-0-17　複勝率0.0％　複勝回収率0％
2枠　2-2-2-11　複勝率35.3％　複勝回収率173％
3枠　0-0-0-17　複勝率0.0％　複勝回収率0％
4枠　1-1-0-18　複勝率10.0％　複勝回収率15％
5枠　1-1-1-17　複勝率15.0％　複勝回収率34％
6枠　1-3-1-15　複勝率25.0％　複勝回収率70％
7枠　1-1-5-17　複勝率29.2％　複勝回収率79％
8枠　4-2-1-17　複勝率29.2％　複勝回収率87％

【1〜3人気】
1〜4枠　3-3-0-5　複勝率54.5％　複勝回収率100％
5〜8枠　4-3-2-10　複勝率47.4％　複勝回収率75％

【4人気以下】
1〜4枠　0-0-2-58　複勝率3.3％　複勝回収率35％
5〜8枠　3-4-6-56　複勝率18.8％　複勝回収率67％

　直線コースで行われる新潟芝1000mといえば、外枠有利が定説となっているものの、アイビスサマーダッシュにおいては複勝率・複勝回収率ともに2枠が最高値を記録している。ただし、昨年2着のカッパツハッチ(2枠3番)も3人気であったように、1〜4枠から連対した6頭はいずれも1〜3人気の支持を集めていた。

　勝利数では大外の8枠が4勝を挙げる活躍を見せており、人気薄の好走例も5〜8枠が中心であることを踏まえれば、やはりセオリー通りに外目の枠順を素直に評価すべきだろう。