現地時間8日、アメリカのサラトガ競馬場でG1・ト
ラヴァーズS(3歳・ダ2000m・7頭立て)が行われた。
好位でレースを進めた断然人気のティズザロー(牡3、M.フランコ騎手)が、4コーナーを前に楽な手応えで先頭へ。そのまま直線で後続を突き放し、中団から脚を伸ばした3番人気カラカロ(牡3、J.カステリャーノ騎手)に5.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイム2分00秒95(良)。
カラカロから2馬身差の3着には、後方から追い込んだ4番人気
マックスプ
レイヤー(牡3、J.ロザリオ騎手)が入った。
2戦2勝で2番人気に支持されたアンクルチェック(牡3、L.
サエス騎手)は、ハナを切る競馬から早々に手応えを失い、6着に敗れた。
ティズザローは父
Constitution(
その父Tapit)、
母Tizfiz、母の
父Tiznowという血統。アメリカのB.タッグ厩舎の管理馬。
今年の
ホーリーブルS(米G3)、フロリダダービー(米G1)、
ベルモントS(米G1)に続く重賞4連勝で、昨年のシャンペンS(米G1)も含め重賞5勝目。通算成績は7戦6勝。
ト
ラヴァーズSは“真夏のダービー”として知られ、例年は米三冠競走の後に行われる。当初は8月29日に開催予定だったが、今年は新型コ
ロナウイルスの影響で
ケンタッキーダービー(G1)が9月5日に延期。同レースとの間隔を考慮し、日程を変更して開催された。