現地時間15日、ドイツのケルン競馬場でG1・オイロパ賞(3歳上・芝2400m・7頭立て)が行われた。
道中は後方から進み、直線に向いたところでは最後方だった7番人気ドンヤー(牝4、C.ルクーヴル騎手)が大外から末脚を伸ばし、先に抜け出した6番人気カスパー(牡3、M.ペシュール騎手)をゴール前でとらえ、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分31秒82(重)。
1番人気タイに支持された女性騎手騎乗のデイム
マリオット(牝4、H.ドイル騎手)は3着、G1・3勝馬
バーニーロイ(セ6、W.ビュイック騎手)は4着、3番人気のチェコ調教馬ナガノゴールド(牡6、T.バシュロ騎手)は6着だった。
ドンヤーは
父Teofilo、
母Dyanamore、
その父Mt. Livermoreという血統。ドイツのH.グレーヴェ厩舎の管理馬。
重賞は昨年のジョッキークラブ大賞(伊G2)、
2018年
ヘルツォークフォンラティボアレネン(独G3)に次ぐ3勝目。昨年のバーデン大賞(独G1)では
ガイヤースから14馬身差の2着だった。通算成績は9戦4勝。