「2歳新馬」(16日、新潟)
芝1800メートルの一戦は、
ヴェイルネビュラ(牡、父
ロードカナロア、美浦・大竹)が単勝1・5倍の1番人気に応えてV。パドックで馬っ気を出すなど若さをのぞかせていたが、レースでは先行集団の直後に構えて我慢の利いた競馬。直線はややエンジンのかかりが遅かったものの、残り1Fを過ぎて加速すると逃げ込みを図る11番人気
スマートワン(2着)をきっちりつかまえ、最後は1馬身3/4差突き放してゴールした。勝ちタイムは1分49秒0。
「能力を感じる馬です。まだ鈍い面があって、心臓ができていない状態で勝ち切れたのは良かった。スピードに乗ってからはいい走りでしたよ」と騎乗した
福永祐一騎手は将来性を高く評価。叔父に今年の
アンタレスS覇者
ウェスタールンド、いとこに18年ダービー3着の
コズミックフォースがいる良血で今後の活躍が楽しみだ。
さらに1馬身半差の3着は4番人気の
セータステソーロ、2番人気
アドマイヤハレーは4着に敗れた。
提供:デイリースポーツ