「
小倉記念・G3」(16日、小倉)
10番人気の伏兵
アールスターが、最後の直線で最内から鋭く突き抜けて快勝。2度目の重賞挑戦で、見事に初タイトルを奪取した。
レースは予想通り
ミスディレクションが逃げる展開となり、
タニノフランケル、
ノーブルマーズが続く。1番人気
ランブリングアレーは5番手、2番人気
サトノルークスは8番手からの追走となった。直線手前では
ランブリングアレーが
ロードクエストと並びながら早めにスパートを仕掛け先頭に立ったものの、ゴール前で伸びあぐねて後退。最内から進出した
アールスターが抜け出して1着でフィニッシュ。後方に待機していた
サトノガーネット、
アウトライアーズが追い込んで2、3着に入った。
ランブリングアレーは6着だった。
うれしいJRA重賞初制覇を飾った
長岡禎仁騎手(26)=栗東・
高橋亮=は、「チャンスをいただけたオーナー、杉山先生、スタッフの皆さんに、結果を出すことで恩返しができてホッとしています。道中はいい手応えで回ってこれたので、あとは進路を探すだけでした。
アールスターにレースで乗るのは初めてでしたが、調教ではずっと乗っていたし、コミュニケーションを取って自信を持って乗ることができました」と笑顔で話した。
提供:デイリースポーツ