現地時間22日、アメリカの
デルマー競馬場で行われたG1・パシフィック
クラシックステークス(3歳上・ダ2000m・6頭立て)は、ハナを切った断然人気
マキシマムセキュリティ(牡4、A.セディーロ騎手)のスピードが最後まで衰えず、2番手から粘り込んだ4番人気シャープサムライ(セ6、J.ヘルナンデス騎手)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒24(良)。
シャープサムライから2.3/4馬身差の3着には、3番人気ミッドコート(セ5、V.エスピノーザ騎手)が入った。前年覇者で2番人気の
ハイヤーパワー(牡5、F.プラ騎手)はさらにハナ差の4着だった。
マキシマムセキュリティは父
ニューイヤーズデイ、
母Lil Indy、その父
Anasheedという血統。アメリカのB.バ
ファート厩舎の管理馬。
昨年のハスケル招待S(米G1)、
シガーマイルH(米G1)、今年のサウジCを含む6連勝を達成。J.サーヴィス厩舎から転厩初戦の前走、サンディエゴH(米G2)はハナ差の辛勝だったが、2戦目の今回は健在を示す完勝となった。
通算成績は12戦10勝。昨年のフロリダダービー(米G1)も含め、G1は4勝目。