現地時間10日、香・シャティン競馬場で行われた
香港C(3歳上、香G1・芝2000m)は、
C.ルメール騎手騎乗の
プライド Pride(牝6、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、後方追走から残り150mあたりで先頭に立つと、外から猛然と追い込んだ
アドマイヤムーンを短頭差抑えた。勝ちタイムは2分01秒6(良)。約2馬身差の3着にベンジェンスオブレイン
Vengeance Of Rainが入った。日本の
ディアデラノビアは後方からレースを進めたが、勝ち馬から約5.1/4馬身差の7着だった。
勝った
プライドは、
父パントレセレブル、
母Specificity(
その父Alleged)という血統の仏国産馬。姪に今年の英1000ギニー(英G1)を制した
スペシオーサ Speciosaがいる。02年8月に
武豊騎手鞍上でデビュー(3着)。04年
アレフランス賞(仏G3)で重賞初勝利を飾ると、今年6月の
サンクルー大賞典(仏G1)でハリケーンランを2着に破り初G1制覇。
凱旋門賞(仏G1)で2着した後、10月14日の英チャンピオンS(英G1)を勝利してここに臨んでいた。通算成績26戦9勝(重賞8勝、うちG1・3勝)。