23日にフランスの
ドーヴィル競馬場で行われたモルニ賞(2歳・G1・芝直線1200m・9頭)は、先手を取ったL.デットーリ騎手騎乗のカンパネッレ(牝2、米・W.ウォード厩舎)がラスト300m辺りから後続を引き離し、最後は2着のナンドパラード(牡2、英・C.コックス厩舎)に2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分11秒8(重)。
クビ差の3着にはリズムマスター(牡2、英・R.フェイヒー厩舎)が入った。カンパネッレに次ぐ人気だったエリザベス女王所有の
タクティカル(牡2、英・A.ボールディング厩舎)は5着だった。
カンパネッレは父
Kodiac、
母Janina、その父
Namidという血統。今年5月に地元アメリカで初陣を飾り、次戦ではイギリスでG2・クイーンメアリーSを勝利、そして今回はフランスでG1初制覇となった。