「セレクションセール2020」が24日、北海道新ひだか町の北海道市場で新型コ
ロナウイルス感染拡大防止対策を講じて開催された。
選び抜かれた1歳馬223頭が上場され(2頭欠場)、184頭が落札。売却率は昨年の83.47%を僅かに下回る82.51%だったが、売上総額は昨年を4億円近く上回る32億6300万円(以下、金額は全て税抜で表記)と好結果に終わった。
4000万円以上の高額落札馬は10頭。最高落札額となったのが「
キルシュワッサーの2019」(牡、父
ドゥラメンテ)。
レッツゴードンキなどの馬主で知られる廣崎利洋HD(株)が7200万円で落札。なお、この金額はセレクションセール歴代第2位の高額馬となる。
2番目の高額馬は6000万円の「
スマッシュハートの2019」(牡、父
キズナ)を寺田 千代乃氏が、3番目の高額馬は5800万円で今回上場された唯一の
ディープインパクト産駒「
ティズウインディの2019」(牝、
父ディープインパクト)を石川 達絵氏が落札している。