現地時間20日にイ
タリア・ミラノの
サンシーロ競馬場で行われるフェデリコ・テシオ賞(3歳上・G2・芝2000m・8頭)に、
M.ミシェル騎手がヴァルデルベ(牡4)で出走する。
ヴァルデルベはドイツ産馬で同国のR.ローネ調教師の管理馬。前走7月12日イ
タリア・ローマのカパンネッレ競馬場で行われたカルロ・ダレッシオ賞(伊G3・芝2400m)で、
M.ミシェル騎手とのコンビで重賞初制覇を挙げて以来の出走となる。
馬番と枠順は以下の通り。( )内は性齢、騎手、厩舎、主催者発表レーティング。
1-4 ブールヴァール(牡5、J.マ
ルチアリス、仏・C.ロッシ厩舎、-)
2-5
ブラジリアンマン(牡4、G.モッセ、伊・N.シモンディ厩舎、105)
3-6 キープアンドラヴ(牡4、F.
ブランカ、伊・A.ボッティ厩舎、93)
4-8
プレスリー(牡7、C.
コロンビ、伊・A.ボッティ厩舎、95)
5-1
ロイヤルジュリアス(牡7、R.
トーマス、仏・J.レイニー厩舎、109)
6-3 ステックス(牝4、M.アビク、独・R.ズバス厩舎、102)
7-7
サンダーマン(牡4、D.バルジュー、伊・A.ボッティ厩舎、101)
8-2 ヴァルデルベ(牡4、
M.ミシェル、独・R.ローネ厩舎、106)
ヴァルデルベは上記レーティングでは上位評価であるが、2000mへの距離短縮がカギとなる。地元で注目されているのは、2018年のイ
タリア共和国大統領賞(伊G2)の優勝馬
ロイヤルジュリアス。前々走6月28日のミラノ大賞典(伊G2)の2着で古豪健在を示した。
前走そのミラノ大賞典で4着と敗れた
ブラジリアンマンは、前々走6月7日のアンブロシアノ賞(伊G3)で1着となりヴァルデルベ(2着)を下している。前走7月12日のイ
タリア共和国大統領賞(伊G2)で1着となった
サンダーマンも侮れない。
M.ミシェル騎手のコメント
「今回はG2への挑戦で、ワクワクしています。ヴァルデルベは、今回も調子がいいと聞いています。地元の実績馬たちが出走しますが、彼も力をつけています。
今日(前日の
サンクルー競馬)、一つ勝つことができました。体調万全で、戦う準備が出来ています。頑張りますので、応援して下さい!」
発走時刻は日本時間21日1時(現地時間20日18時)。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)