2月29日にキングアブドゥラジズで行われたサウジC(d1800m)で3着となって以来、戦列を離れているゴドルフィンの
ベンバトル(牡6、父ドバウィ)が、25日にニューマーケットで行われるG2
ジョエルS(芝8F)にエントリーされることになった。管理する
サイード・ビン・スルール調教師が19日に明かにしたものだ。
ダーレーが生産しゴドルフィンが所有する
ベンバトルは、4歳時に、UAEのG1
ドバイターフ(芝1800m)、独国のG1バイエルンズフトレネン(芝2000m)、豪州のG1コーフィールドS(芝2000m)と、3か国でG1を制覇。5歳時はG1制覇を逃した後、今季2戦目となったG2アルマクトゥームチャレンジラウンド2(d1900m)でデビュー20戦目で初めてダートに挑み、ここを2馬身差で快勝。サウジCでも、ダートの本場北米から遠征してきた強豪を相手に3着と健闘した。
ベンバトルは当初、8月29日のG2
セレブレショーンマイル(芝8F)で戦線復帰予定だったが、馬場が悪化したため回避。その後、9月5日にヘイドックで行われたG3スーペリ
アマイル(芝8F37y)に登録したが、ここも馬場悪化で回避していた。
(文:合田直弘)