「
芙蓉S」(10月3日、中山)
大物の相がある。18年
有馬記念の覇者
ブラストワンピースと同じ、大竹厩舎×
ハービンジャー産駒。
アランデルが無傷2連勝を目指して、最終週の中山に照準を合わせてきた。
函館の新馬戦は好位追走から、直線の激しい競り合いを首差で制した。大竹師は「早めに動いた2着馬をすかさずマークして、ラ
イバルにプレッシャーをかけられた。(池添)ジョッキーがうまく乗ってくれましたね」と、評判馬を退けた一戦を振り返る。
前走後は2カ月間の放牧を挟んで8日に帰厩。岩藤助手は「ここまではプラン通り、順調に来ています」とうなずく。
ハービンジャー産駒らしく雄大な馬体の持ち主。「中山の馬場も合うと思います。あとは
テンションが上がりやすい面があるので、落ち着いて臨めるかが鍵になりそう」と展望した。クラシックの有力候補に名乗りを上げるか、ここが試金石となる。
提供:デイリースポーツ