29日、
船橋競馬場で行われた「2020ヤングジョッキーズシリーズ」
トライアルラウンド船橋・第1戦(ダ1700m・14頭)は、好位で進めた
秋山稔樹騎手騎乗の7番人気
ゴールデンルート(牝6、船橋・
玉井等厩舎)が直線で抜け出し、最後は
池谷匠翔騎手騎乗の1番人気
メイショウシラカバ(牝6、船橋・
稲益貴弘厩舎)に3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒1(稍重)。
同第2戦(ダ1800m・14頭)は、好位で進めた
池谷匠翔騎手騎乗の2番人気
マテラヴィクトリー(牡7、船橋・
渡辺薫厩舎)が直線で抜け出し、最後は
仲原大生騎手騎乗の3番人気
エメラルド(牝5、浦和・
小沢宏次厩舎)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分57秒2(稍重)。
【
秋山稔樹騎手】
「前に無理に行くと終い甘くなる馬だと聞いていました。スタート後は出たなりでという話をしていました。馬のリズムで進めるという事を考えていました。内にいましたので、進路が空いたところで行こうと思っていました。直線を向くまでギリギリまで待てたのが、勝因の一つかなと思います。前に行った2頭の間を抜ける時、馬がよく反応してくれました。次の大井でもいい結果を残して、ファイナルに進めるよう、精一杯頑張ります」
【
池谷匠翔騎手】
「ヤングジョッキーズというところで勝たせていただき、南関東での初勝利という事で、とても嬉しいです。(
福原杏騎手が3角前で仕掛けて行ったとき)自分もちょっと焦ってしまいましたが、そこで落ち着いて馬の手応えを見て、行こうと思いました。馬の手応え的にも自分の方が良かったので、落ち着いて騎乗するよう心掛けました。次の大井でもいい結果を残して、本戦に行けるように頑張ろうと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)