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【シリウスS予想】長く良い脚を使えるアルドーレに期待/JRAレース展望

  • 2020年10月03日(土) 06時05分
 チャンピオンズC、そして東京大賞典へと続く秋一連のダートチャンピオンシップ競走へのステップレースとはいえ、この時期はダートグレード競走も行われるうえに、ハンデ戦で頭を悩まされる。しかも例年であれば、スタート部分が芝の阪神ダート2000mコースが舞台だが、今年の場合はフルダートコースの中京競馬場1900m戦。チャンピオンズCとは距離が100m違うだけだが、直線の坂上からスタートする1800mに対して、こちらはゲートが坂下に置かれることになる。前半から厳しいラップが刻まれるようだと、2度目の急坂は逃げ、先行馬にとっては心臓破りの坂になりそうだ。

 ◎アルドーレは、JBCレディスクラシックに勝ったアンジュデジールの半弟。3歳3月の初勝利から休み明けをはさんで3連勝するなど、初勝利からわずか5戦でオープンにまで昇りつめた素質馬だ。今年4月、約1年ぶりに出走してきたときはマイナス14キロの馬体重で驚かされたが、使われながら調子を取り戻してきたようだ。新潟、東京、中京と左回りコースのダートは3勝。馬格に恵まれたオルフェーヴル産駒で、長く良い脚を使えるタイプ。消耗戦になれば、持ち味を十分に発揮できそうだ。

 ○ダイメイコリーダジャパンダートダービーの2着馬。父はこの世代が初年度産駒になるエスケンデレヤ。故障のためケンタッキーダービーを前に引退を余儀なくされたが、仮に出走していたら有力候補と目されていた1頭だ。母の半弟にゴールドシップがいる血統でパワーあふれるファミリー。ハイラップを追いかけても容易にはバテないスタミナが持ち味だ。

 そのジャパンダートダービーで圧倒的な1番人気に支持されていたのが▲カフェファラオだ。米国三冠馬アメリカンファラオの直仔で、米国のトレーニングセール取引馬だ。新馬、ヒヤシンス賞、ユニコーンSでは時計、内容ともに圧巻のパフォーマンスを披露している。あのときの走りを再現できれば、あっさりのシーンも十分だ。

 ハンデ戦だけに△以下も印ほどの差はなく、追い込み鋭い△グレートタイムユニコーンS2着、ジャパンダートダービー3着と5歳世代を代表するダート巧者で、デビュー以来1度も馬券の対象から外れたことのない△ダノンスプレンダーも差はない。大穴ならレース内容が良くなってきた△エイコーンを指名しておく。

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