秋初戦の
神戸新聞杯を勝ち、無敗の三冠に向けて順調な滑り出しを見せた
コントレイル(栗東・
矢作芳人厩舎)。今朝14日は
菊花賞(10月25日・京都芝3000m)へ向けた1週前追い切りを行っている。
6時の調教開始からしばらく経った頃にCWコースへ入場。
福永祐一騎手を背に、同じく
菊花賞に特別登録している
タイセイモンストルを追走。向正面で行きたがっているようにも見えるが、折り合いを欠いているようには見えない。
前との差を詰めすぎない形で3コーナー、4コーナーを回っていき、最後の直線は内からゆっくり追いついていこうという位置。ラスト1F標識が近づいたところで動いたと思ったら、一瞬で相手に並びかけて追い抜いていく。
ゴールではしっかりと先着して、時計は6F84.6〜5F67.1〜4F51.8〜3F37.6〜1F12.0秒。全体時計はあまり速くないが、むしろ前半でスピードを出し過ぎない走りができたことがプラスになるはず。終いはいつも通りの反応だし、動きを見るかぎりは心配なところが一切ない。