現地時間17日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・クイーンエリザベス2世S(3歳上・芝直線1600m・14頭立て)が行われた。
ラスト400m付近から、外で逃げ粘る6番人気ローズマン(牡4、A.アッゼニ騎手)と、内で伸びる2番人気ザ
レヴェナント(セ5、P.ブドー騎手)、1番人気
パレスピア(牡3、L.デットーリ騎手)の3頭が抜け出しての叩き合いに。
最後はこの争いをザ
レヴェナントが制し、2着ローズマンにアタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分45秒13(重)。
パレスピアはさらに3.1/4馬身差の3着。G1・2勝を含む無傷5連勝中だったが、デビュー6戦目で初黒星となった。
ザ
レヴェナントは
父Dubawi、
母Hazel Lavery、
その父Excellent Artという血統。フランスのF.
グラファール厩舎の管理馬。
通算成績は13戦10勝(うち重賞5勝)。昨年2着の雪辱を果たし、その2着以外はここ9戦で8勝。通算でも3着を外したことのない抜群の安定感を誇っている。