英国のトップス
プリンター・
バターシュ(セン6、父
ダークエンジェル)が、11月7日にキーンランドで行われるG1
BCターフス
プリント(芝6F)には参戦せず、このままシーズンオフに突入することになった。管理するチャーリー・ヒルズ調教師が17日に明らかにしたものだ。
8月21日にヨークで行われたG1ナンソープS(芝5F)を制し、このレース連覇を果たすとともに通算4度目のG1制覇を飾った後、10月4日にパリロンシャンで行われたG1アベイユドロンシャン賞(芝1000m)は道悪で回避したのが
バターシュだ。その後、
BCターフス
プリント参戦が噂され、ブックメーカー各社は同馬を前売り1番人気に支持していたが、未経験である北米の馬場で新たな挑戦を試みるよりは、現役に留まる来季に備えるべく休養に入る決断を下したものだ。
7歳になる来季の
バターシュは、
ロイヤルアスコットのG1
キングズスタンドS(芝5F)連覇、
グッドウッドのG2
キングジョージS(芝5F)5連覇、ヨークのナンソープS3連覇など、数々の偉業に挑む予定。
(文:合田直弘)