今週末は、コントレイルの無敗牡馬3冠なるかに注目が集まる。1強ムードが漂うここはいっそのこと“3連単1着固定”の相手探しに注力したいところだ。神戸新聞杯を◎-○-△で的中させるなど、夏競馬から今週までウマい馬券で8週連続で重賞を的中させている展開予想家・倉本匠馬氏に気になる相手候補など、菊花賞の展望をうかがった。

「今週はコントレイルが無敗で決めるかどうかであるが、木金の雨予報で土日が晴れ模様を考えると、馬場も適度に回復して高確率で菊花賞を制覇する可能性が高いだろう。期待のバビットもキメラヴェリテに先手を取られてしまいそうで、何か大きな不利などがなければ歴史的瞬間に立ち会えそうだ」

　さらに、展開は縦長でややスロー気味と予測し、

「バビットとキメラヴェリテが先手を主張も、後者が絶対に譲らない姿勢を見せそうなのでペースは3000mにしては流れて縦長のレースに。好位勢が有利の競馬となりそうで、コントレイルにとってベストの流れに。やはり、コントレイルをマークする馬が2、3着を占めそうで、そのあたりには気を付けたい」

　と話している。コントレイルに展開も向くレースになりそうだが、2、3着に好走しそうな雰囲気のある、“コントレイルをマークする馬”は人気馬なのか、それとも思わぬ伏兵なのか。相手探しは難しい1戦になりそうだ。発走は日曜15時40分。

今回、話をうかがった倉本氏による「今週の重賞展開推理」では、各馬の位置取りや勝ちに近い位置取り＝Vポジションを解説しています。菊花賞でVポジションに近い馬はどの馬なのか？ 以下よりぜひご覧ください。