「Road to Classic」を
コンセプトに、来春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
主場である東京、京都の前半4日間は好天に恵まれず、道悪での競馬が続いた。馬場の巧拙が結果を大きく左右しただけに、実力の見極めが難しいが、“スケール感”を重視してランク付けした。
牡馬は、不良馬場のサウジアラビアRCで重賞初制覇を果たした
ステラヴェローチェが3位にランクイン。
バゴ産駒で道悪が味方した面はあるが、それを差し引いても圧巻の勝ちっぷり。潜在能力は相当なものを秘めている。また、紫菊賞Vの
ヨーホーレイクが5位に再登場。成長途上ながらも無傷の2連勝。こちらも奥が深い。
牝馬は、サウジアラビアRC2着の
インフィナイトが4位に再登場。不良馬場で1・2着。次戦はぜひ良馬場での走りを見てみたい。
スター候補として、10日の京都5R(芝1600メートル)を快勝した
アールドヴィーヴルを取り上げたい。小柄な牝馬で不良馬場がどうかと見ていたが、
バランスを崩すことなく、直線外から強襲。馬場状態を考えれば上がり3F34秒9は桁違いに速く、良馬場ならさらに質の高い走りが期待できそうだ。次戦でその実力を見極めたい。
提供:デイリースポーツ