マイルCSにつながるレースで、過去10年ではここに出走した馬が3勝2着4回の成績を残しています。今年からGIIに昇格したため、その関連性はさらに高まるかもしれません。そして、なにより目立つのが
ルメール騎手の活躍。過去10年で[2-3-0-0]という圧倒的な好走確率です。ところが、今年騎乗する
ワーケアは過去4年で[0-0-0-12]と不振の3歳馬。究極の矛と盾の争い、消去法の
ジャッジやいかに?
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
ちなみに先週の
秋華賞では、
デアリングタクトと9番人気3着の
ソフトフルートの2頭が消去データをクリアして馬券に。また、先々週の
毎日王冠では、消去法で【残った馬】の4頭が1、2、3、5着好走しています。ここでは、富士Sのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走3歳限定戦出走の牡馬(ただし、
父ディープインパクトや
マンハッタンカフェは除く) [0-0-0-11] 複勝率0%
該当馬:
タイセイビジョン、
ラウダシオン近年は苦戦傾向の3歳馬だが、今年からGIIに昇格したからといって好転する要素は見当たらない。とくに、3歳馬が[2-1-0-1]の好結果を残している
ディープインパクト産駒や、2頭が出走して13番人気3着と8番人気4着と善戦している
マンハッタンカフェ産駒を除くと、前走が3歳限定戦だった古馬重賞初参戦馬は割り引いてみたい。
なお、
ディープインパクトと
マンハッタンカフェはともに
菊花賞馬。マイル戦だけに、長距離戦を克服できるスタミナが必要というよりも、同時期のGIを勝っていることを重視すべきなのかもしれない。また、おなじく
菊花賞馬の
ダンスインザダーク産駒の3歳馬もこのレースで勝利を挙げている。
(過去の主な該当馬:19年
アドマイヤマーズ1人気9着、17年
ペルシアンナイト2人気5着)
同舞台のGIであるNHKマイルCの覇者
ラウダシオンと、4着好走の
タイセイビジョンが消去データに該当しました。前者の父
リアルインパクトは
安田記念馬。後者の父
タートルボウルもフランスのマイルGIであるジャンプラ賞勝ち馬と、
ディープインパクトや
マンハッタンカフェとはかなりタイプの異なる種牡馬です。3歳馬が古馬混合重賞で苦戦の傾向も踏まえると、軽視する手は十分にありそうです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、
ルメール騎手騎乗馬の取捨は? 注目の穴馬はいったい、どの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。