新馬、小倉2歳Sと連勝中の
メイケイエール(栗東・
武英智厩舎)。次走は
ファンタジーS(11月7日・阪神芝1400m)への出走を予定しており、今朝28日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
Cコースに
富田暁を背に入場。正面から入ったが、煩い素振りなどは見せず、気持ちが高ぶるような仕草もなく、スムーズに向正面へと入っていく。ただ、3コーナーあたりからはさすがにスピードが出ることもあって、行きたがっているようにも見える仕草。ここで馬の気任せにしていれば、ラップが速くなりすぎただろうが、そこはジョッキーがしっかりとコントロールしていた。
最後の直線は楽な感じでゴールへ向かっていき、最後までしっかり伸びた走りを見せてフィニッシュ。ここで
ストップウォッチを見て驚いた。
時計が6F77.3~5F64.3~4F51.8~3F38.4~1F12.3秒。ゴール前であれだけ余裕のある走りだったのに、こんなに速い数字をマークするなんて、とんでもなく動いている。道中のラップがちぐはぐになっているあたりが、この馬らしさではあるものの、スピードの絶対値は現2歳世代でもトップであることは間違いない。