「新馬戦」(31日、京都)
良血馬の登場だ。土曜京都5R(芝2000メートル)で初陣を迎える
クローヴィス(牡、
父ハーツクライ、栗東・矢作)は、日豪でG1・4勝を挙げ、19年の
年度代表馬に輝いた
リスグラシューの全弟。偉大な姉とは「ちょっとタイプが違います」と宮内助手は話すが「幅があって力強い感じ。素質は感じますよ」と評価は高い。
最終リハは坂井を背に29日、栗東CWで3頭併せ。前を行く2頭を目標にしながら、インから鋭く伸びて5F67秒3-37秒9-11秒9をマーク。最先着を果たし、能力の片りんを示した。「まだ子どもっぽい面はありますが、大人しくていい子です。
パワーがあるので、最終週の馬場はむしろ歓迎。初戦からやれると思います」と同助手。しばしのお別れとなる京都競馬場から、クラシックへの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ