「JBCクラシック・交流G1(Jpn1)」(3日、大井)
まさしく横綱相撲だ。断然人気に推された
クリソベリルが好位から抜け出して完勝。6月の
帝王賞に続く連勝で、G1級4勝目をマークした。
スタートを決めて3番手を確保。道中は軽快なフットワークで進む。直線半ばで先頭に躍り出ると、最後まで脚色は鈍ることなく、2着
オメガパフュームに2馬身1/2差をつけた。
川田が「返し馬で何も問題なく競馬に向かえる、という感触を得ました。いいリズムで走って、直線の手応えも抜群に残っていた」と振り返れば、音無師も「きょうが一番、安心して見ていられた」と目を細めた。
国内は8戦無敗。次走はチャンピオンズC(12月6日・中京)を視野に入れる。21年には再度、サウジアラビアへ遠征する可能性もあり、今後ますます注目を集めそうだ。
提供:デイリースポーツ