「Road to Classic」を
コンセプトに、来春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
ソダシは
札幌2歳Sをレコードタイムで完勝したとはいえ、今後の戦いを占う上で重要になる瞬発力勝負になった際にどうか、という課題は残していた。しかし、アルテミスSは圧巻のパフォーマンス。レースラップ後半3Fが34秒0で究極の瞬発力勝負を制したとまでは言えないが、上がりの速い競馬で勝ち切ったのは事実だ。2位との差を前回よりも広げる結果となった。
牡馬はアイビーSを勝った
オーソクレースが5位に。16年
ソウルスターリング、18年
クロノジェネシスといった、のちのG1馬を輩出した出世レースを制したことで急上昇となった。走破時計は平凡だったものの、出遅れた上に、直線でもスムーズさを欠きながら差し切ったレースぶりには大物の相が見て取れる。
取り上げたいのは10月25日の京都新馬戦(芝1800メートル)を勝ち上がった
シャフリヤールだ。好位からゴール前で抜け出してV。随所に若さを見せるシーンがあった分、着差以上に強い内容だったと言える。全兄はG1・2勝の
アルアインという血統も魅力の一つ。次戦の内容次第では大きく
ランクアップする可能性十分だ。
提供:デイリースポーツ