4日、笠松競馬場で行われた「2020ヤングジョッキーズシリーズ」トライアルラウンド笠松・第1戦(ダ1400m・10頭)は、先手を取った団野大成騎手騎乗の1番人気メイショウセントレ(牡3、笠松・栗本陽一厩舎)がゴールまで他馬を寄せ付けず、最後は妹尾将充騎手騎乗の5番人気トリプルプレイ(牝3、笠松・栗本陽一厩舎)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分29秒2(良)。

　その直後に行われた第2戦(ダ1400m・10頭)は、中団で進めた岩田望来騎手騎乗の1番人気ルーラーザクイーン(牝3、笠松・笹野博司厩舎)が直線で各馬を捕え、最後は東川慎騎手騎乗の10番人気ペイシャフレンチ(牝3、笠松・栗本陽一厩舎)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分29秒7(良)。

　これにより、西日本のトライアルラウンドは全日程を終了。順位は以下の通りとなった。また、岩田望来騎手は4勝を挙げ、トライアルラウンドpt(上位の得点を得た4競走分の合計得点)の最高点数となった。

【JRA・西日本】
栗東・岩田望来　120
栗東・団野大成　72
栗東・川又賢治　55
栗東・亀田温心　55
栗東・泉谷楓真　43
栗東・森裕太朗　32
栗東・斎藤新　32
栗東・服部寿希　14

【地方競馬・西日本】
高知・塚本雄大　69
佐賀・金山昇馬　68
佐賀・出水拓人　67
愛知・細川智史　52
笠松・東川慎　51
兵庫・石堂響　51
金沢・兼子千央　50
高知・多田羅誠也　44
高知・妹尾将充　41
愛知・浅野皓大　40
金沢・魚住謙心　32
兵庫・木本直　24
兵庫・長谷部駿弥　18
笠松・深澤杏花　13
高知・濱尚美　5

　地方競馬所属騎手、JRA所属騎手ともにファイナルラウンドの出場権が付与されるのは「東日本地区・西日本地区の各上位4名の計8名」となる。