28日、
園田競馬場で行われた兵庫ゴールドT(3歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の2番人気
リミットレスビッド(牡7、栗東・加用正厩舎)が、3番手追走から直線入り口で先頭に立つと鋭く伸び、3番人気
ニホンピロサートに3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分27秒2(重)。さらにアタマ差の3着に7番人気・船橋の
コアレスデジタルが入り、圧倒的1番人気(単勝1.2倍)
メイショウバトラーは中団から伸びず5着に終わった。
勝った
リミットレスビッドは、
父サンデーサイレンス、母は93年
セントウルS(GIII)を制した
エリザベスローズ(
その父ノーザンテースト)という血統。全兄に01年ス
プリングS(GII)勝ちの
アグネスゴールド、00年弥生賞(GII)を制した
フサイチゼノンがいる。デビューから芝の短距離戦で着実に成績を残し、初の重賞挑戦となった04年
CBC賞(GII)を3着と好走。05年は骨折休養などがあり3戦して結果を残せなかったが、今年初戦の
ガーネットS(GIII)、続く根岸S(GIII)を連勝。その後も芝・ダートの短距離戦に出走し、
東京盃(交流GII)を制して臨んだJ
BCマイル(交流GI)でも3着に入った。前走の
京阪杯(GIII)は4着。通算成績32戦10勝(うち重賞4勝、地方3戦2勝)。